医療現場の最前線で
活躍する卒業生
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患者さんファースト、
信頼の厚い手術室のリーダーになるために手術室に配属され5年目になります。毎日数件の手術に立ち会うため、良い意味で緊張感が途切れることはありません。現場では多くのことを求められるため、手術室での看護師の役割、それに加えて「がん」の専門知識についても日々勉強しています。新たな知識を得て、技術が向上し、できることが増えていく感覚がやりがいにつながっています。今は、日勤リーダーのオリエンテーションを受けています。リーダーは毎日15件前後ある手術の時間調整などマネジメント力も必要になります。医師
や看護師だけではなく、医療機器を扱う専門家、そして患者さんとご家族に寄り添ったかかわりが求められています。気づき
を大切に、患者さんファーストで、信頼の厚い手術室のリーダーになりたいです。 -
わずかなサインを見逃さない
豊かな日常生活を支える看護私は重度心身障害児者施設(医療型)で働いており、4歳児から成人した方まで、一人ひとりの障害に合わせたケアを行っています。以前、保育士として働いていた際に、障害を持つ子どもたちに接する機会がありました。私はこの子たちの豊かな生活を守るために何をしてあげられるのだろうかと自問する日々が続き、一念発起して看護師の道に進みました。園生さんは意志疎通が困難な方が多く、痛みやサポートしてほしい気持ちを表情やまばたきで表現します。わずかなサインを見逃さない観察力がとても大切な仕事だと感じます。何を求められているのか読みきれず落ち込むこともありますが、園生さんの笑顔やご家族のありがとうに支えられ、日々やりがいを感じ取り組んでいます。 -
声なき声に
耳を傾ける看護を大切に学生時代に終末期の実習を経て、生きることや人生の終焉 (しゅうえん)について考えさせられました。これが今の私の原点になります。終末期も急性期も看護が似ていると感じ、救命救急に強い聖マリアンナ医科大学病院に就職しました。現在は、意識がなく声が出せない急性期の患者さんが多く入院しているEICU病棟に勤務しています。私は患者さんができるだけ日常生活に近い状態で入院生活が送れるよう、声にならない、声なき声に耳を傾け、患者さんが何を求めているのかなどを常に考え、寄り添える看護ができるよう心掛けています。今年、看護師5年目になります。今後は重症集中認定看護師や災害現場で働くDMATなど最前線で活躍する看護師を目指したいと思い勉強を始めています。これからも患者さんの声にならない心の声を大切に成長していきたいです。 -
看護師として、
お客様の「美」を支えるもともと美容に興味があったのですが、看護師なら病院に就職することが当たり前だと、周囲に反対されることもありました。それでも興味のある分野で働きたいと思い、湘南美容クリニックに進むことを決めました。美容看護師は、コンプレックスに悩む方に寄り添い、キレイになるためのサポートをするお仕事です。私は今、看護師としての資格を活かしながら、美容医療を通して、多くの方を笑顔にしています。施術の前は、病院に来る方も、美容クリニックに来る方も、不安な気持ちは同じだと思います。最初は不安そうにしていたお客様のコンプレックスが解消され、理想像に近づき、喜ぶ姿を見ることにやりがいを感じます。これからも、技術はもちろんのこと、多くのお客様の心に寄り添える看護師として、成長していきたいです。